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【ノーサイド・ゲーム】2話感想:モノ申す。テンポの悪さ&主題歌の使い方が雑!

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John Walton (51) | Flickr

 

 

だめだ、もう今日はボロクソ書く! スルーできないこの気持ちを無視できない。既にこのドラマファンで、ボロクソ話は不快で読みたくないという方はこのままこのページを閉じてください。そのくらい吐くよ。今日は毒しか吐かないよ~~。

 


以下、ネタバレありです。

 

 

 

主題歌の扱いが雑だと思う

日本のドラマにありがちな「前回までのあらすじ」ってやつ。まんま前回放送の編集したやつをもってきたのはいいけど、いきなりドラマ冒頭から米津玄師の主題歌ばっちり流すんじゃねーよ、と興ざめしてしまった。今回の主題歌である米津玄師の『馬と鹿』は鳴り物入りで使用したはいいけど、扱いが雑。効果的に使いたいなら、前回までのあらすじとかで消耗しないでほしいと思ったわ。そこはインスト曲で賄うところでしょうよ!

 

正直言う。今回の『馬と鹿』、ドラマに合ってないと私は感じる。みんな本当にドラマに合っているって思ってるのかな? 合っていると思っている方がいたら、気を悪くするので本当にこの先は読まずにそっ閉じしてくださいね。

 

 

初回のエンディングで流れたとき、あの独特の不穏な曲調からして一発で米津玄師とわかったけど、なんだかずっとモヤモヤした感じが拭えなかったんですよ。

 

米津玄師、本当に近年はオファーが引っ張りだこで、今年公開の映画『海獣の子供』に使われている『海の幽霊』なんてもーーー映画にぴったりすぎて、MV流すだけで感極まるくらいの圧倒的世界観を醸し出しているわけ。

 

だけど、今回のドラマ主題歌は違和感しかなくて(それが狙いなら狙い通りなのかも)、いい曲かといえば諸手を挙げてそうは思えなくて、その不穏なメロディラインが気持ち悪くさえ感じた。なんというか、『アンナチュラル』で成功したTBSが、またしても米津玄師をあてがっておけばいい的な下心が見えた気がしたし、ちゃんと音楽と映像のバランスについてあまり話し合いされていないような気さえする。

 

たまたま、先日TBSで放送された『音楽の日』という番組を流し見していたとき、番宣も兼ねて、夏クールドラマに出演する俳優さんたちが「心に残る音楽」的なトークをちょいちょい織り込んでいたんですが、そこに石原さとみのトークを偶然目にしたんですよ。

 

彼女の心に残る音楽は米津玄師の『Lemon』。やっぱりー!と思いながら、話を聞いていると、ドラマ『アンナチュラル』の撮影のとき、『Lemon』が劇中で流れることを想定してロケが行われていたそうなんですよ。実際にプロデューサーのインタビュー記事を読むとそのようなことが書かれていて、実際に劇中で曲を流したいタイミングを考えながら台本を作ったと。

 

『アンナチュラル』Pが明かす主題歌「Lemon」完成秘話 | ORICON NEWS

 

だからこそ、あれほどの絶妙なタイミングで曲が流れて、一気にストーリーを受け止めつつも余韻を残す演出になっていた。ドラマの作り手側も、主題歌をただ人気ある人をあてがったで終わらせるんじゃなく、ドラマに必要な演出として大事に組み込んだからこそ、相乗効果が生まれた気がするわけ。

 

それがね、今回はそういう熱意を感じられないばかりか、惰性しか感じられない。もしかすると、米津玄師もTBSにどうしてもって頼まれたから、お仕事として作ったような気がしないでもない(違ってたらいいんだけど)。

 

彼はもはや押しも押されぬPOPクリエーターだし、依頼されたお仕事はプロとしてちゃんと引き受けて仕上げるお人だろうけれども、そこに熱量が加わっていないと、それがダイレクトに反映されているように思えるんだよなぁ。

 

なんとなく勝手に感じるんだけど、米津玄師って繊細で感覚だし、気持ちが入ったときこそ名作が生まれる生粋の芸術家タイプなのではとお見受けする。今までの経歴からしても、彼が菅田将暉との出会いや、自分自身が能動的に好きとかやりたいとか思うことや、同じ熱量で周りとどれくらい関われたかが原動力になって名作を生み出しているとっても過言ではない。

 

映画『海獣の子供』主題歌『海の幽霊』を聞いてても、もともと五十嵐監督のファンという下地や関係性が作られていてこそ生まれた名曲だと思うし、まだ映画も観ていないのに、MV聞くだけで感情を揺さぶられる圧巻の曲になっているのは、米津玄師のいろんな感情が溢れ出た結果なんじゃないかな。

 

過去の米津玄師作品を通して思い返すと、どうしても今回は「お仕事」としてこなしたのかなーという印象で、『Lemon』ほどのドラマとの一体感や使われ方の絶妙感はまったく感じず。同じTBSでも、プロデューサーや作り手が違うとこうも違うんだなと感じましたよね。

 

 

 

2話にしてテンポが悪くなっている

うっかりリアルタイム視聴してしまって失敗したと思ったのは、とにかく2話の長だるみ感。テンポが悪くてイライラするのよ。あまりにもテンポが遅いので、早送りしようと思ったら、うわー、リアルタイム視聴だったわーと愕然としました。もうこの時間の無駄ったらない。

 

やたらめったら空間の広さを演出したいらしく、誰もいないクラブハウスに一人悩む大泉洋を引きで映すとか、孤独感を表したかったんだろうけどしつこい! 時間が長い。それに、いつものことんがら、本社会議室シーンもいっつも引きの画からババーンとデカさを強調してから会議するのがいちいちうっとおしい。早く本題入れよといいたい。

 

松たか子の存在もただただ家の中で息巻いている母なだけで、悩む夫を鼓舞しているようにはみえないし、彼女の本領はいつ発揮されるのかその予兆も感じられない。子どももやけに物分りがよく、君嶋がラグビーに絡むことになったことをいいことに、子どもに覚えたてのラグビー知識をさも知ったふうな口で言ってんじゃねぇぞと。

 

なんかもう、2話のテンポ悪さによって、子どもの問題と会社の問題とラグビーの問題を全部こじつけて、はいはい、みんな根底は同じよねといいたくなるようなわかりきった間延び感。やっぱ、テンポが悪い。テンポが悪いと次も観たいという気にならないから!

 

さらに、柴門(大谷亮平)に監督就任を依頼するまでのシーンとか、君嶋と柴門がお互いが嫌っていたという逸話を話すシーンとかやけにだるい。こここそテンポよくしてよ。そしてアストロズメンバーの承認を得て、柴門が新監督に就任するシーンもさ、一人ひとりに思いを込めてグーで選手の胸板を押すところ、なに、全員やるの?ってくらいここも長くてウザいシーンだった。やけにゆっくりすぎて、リアルタイム視聴じゃなかったらすぐに早送りしたかったよ。

 

郷敦くん、いつになったらトキワ自動車に入ってくるの? まだ受けてもいないじゃないの。のんびりしてたらドラマ終わっちゃうよ。

 

で、ドラマのエンディングでもまた主題歌が流れるんだけど、相変わらず画に合っていない(と私は感じます)。その後に流れたインスト曲のほうがずっと合っていたわ。なにも必ず歌もののテーマ曲必要ってんじゃないんだからさ、無理しなきゃいいのに。

 

もう不満たらたらの2話。テンポと脚本の悪さが全面に出まくってた。セリフも陳腐だし~~。来週は選挙で放送休みなので、このままドラマの存在忘れてしまいそうだわ。郷敦くんが出てくる前に脱落しそう。

 

 

 

最近の日本のドラマ、ストレス溜まる

話はちょっとズレるんだけど、ここまで悪態つくにはわけがありましてですね。先週スタートした大森南朋主演、テレ朝『サイン』も大森さん目当てで観たんだけど、法医学ものだといっているわりに、メインは警察とか法医学者同士の権力争いがメイン。

 

亡くなった人の真実がメインじゃないし、権力のためには死因を歪曲したりする。それがドラマの主軸でそこに大森南朋が果敢に挑むっていう話らしいんだけど、素人目に見ても設定があり得ないし、リアルとの整合性が取れているとは到底思えない内容なわけよ。

 

法医学といえば『アンナチュラル』基準で考えると、あまりにもおそまつすぎる。UDIだって外で活動するときはちゃんと許可を取り、検査グッズを携帯して調べているのに、いくら破天荒設定の大森南朋だからって、勝手に監視カメラ映像を調べたり、遺体を勝手に持ち出したり、ここまで正義のためにやりたい放題やっていいのかって話よ。韓国ドラマリメイクってことだけど、だとしてもちょっとひどい・・・。こりゃ、どうしたって『アンナチュラル』にはなれねーわ!

 

あまりのひどさに打ちひしがれ、もう2話視聴はない。この流れで『いだてん』で気持ちを切り替えようとしたんだけど、前回予告で実次の死去ネタバレのせいで興ざめして、せっかくのラストのいいシーンが冷めてしまったし(ときどきNHKがっつりネタバレすんのよね。『西郷どん』のときもネタバレで途中で見るのやめたもん)、そのまま『ノーサイド・ゲーム』2話みたらよけいイライラが再燃。なんかもう、たて続けに日本のドラマにがっかりしてしまった。

 

民放ドラマは予算がだんだん減ってきているっていう証拠なんだろうか? 日9のキャスティングも今までの池井戸潤ドラマと比較しても微妙だし。どうも予算配分がうまくいっていない感じがするのよねぇ。スタッフは過去作の池井戸潤ドラマと同じメンバーだというわりにこの結果だとすると、スタッフの老朽化か、脚本がまずいのか・・・。

 

ここまでクダ巻いて気づいた。民放で無料で視聴できるということはこういうことなんだよね。

 

これで今週の三浦春馬主演『TWO WEEKS』がひどかったらもう夏クールドラマはワタシ的には全滅。海外ドラマに移行する。

 

むう~~~! おしまい。 

 

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