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こんまり流片付け砲の余韻と「片付けはマインドが9割」に思うこと

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◕LoLo◕ | Flickr

 

 

先日、NHKスペシャルで放送していた『密着ドキュメント~片付け 人生をやり直す人々』を観たこんまり砲の余韻がまだまだ続いています。

 

 

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片付け界では超有名なこんまりさんこと、近藤麻理恵さんのときめく片付け術を実践した女性たちのドキュメント番組は私にとって強烈な印象を与えました。10年前のこんまりさんとはまた違って、根本は変わらないけれども確実に進化していたし、その進化としてこんまり流のコンサルタントも養成されていて、さらにはこんまりさんのアメリカ進出。時代の流れを感じましたね。10年でこれだけ人は変わるのに、自分は衰退の一途でなにやってんだろ?と思ったりして。

 

番組では、そのコンサルタントさんたちが、それぞれの女性に寄り添いながら一緒に片付けをしていくんですが、そのコンサルタントさんたちは一緒に片付けるのではなくて、あくまでも心理的なフォローをするカウンセラーのような存在。こんまり流片付けは、自分でときめくかどうかを判断しなければならないので、コンサルタントさんが片付け作業を手伝うなんてことはしないのだ。

 

片付けたい本人が、物ひとつひとつを自分で触れて、ときめくかどうかを決めていくんだけど、どうしてもわからないとか迷ったときに、コンサルタントさんがちょっとした言葉のフォローをいれることで、捨てるか、保留にするかを決めることができるんですよ。

 

なるほど。たしかに「ときめき」がわからないことには先に進めないので、ひとりでやっていたら挫折するか、判断を誤ってしまうこともある。コンサルタントさんはめっちゃ的確なフォローしてくれるんだなと感心。

 

片付けの時に一緒にいてくれたら非常に心強い存在ではあるけれど、コンサルタントを呼ぶにしても高額だろうし敷居が高いと感じるわけよ。そうなると、お金をかけられない人は本を参考に試していくしかない。だけど、番組映像がそれを補うくらいの威力がありましたよ~。

 

番組を観ただけでも、片付けというのは単なる掃除とか整理整頓じゃなくて、自分の人生と向き合うマインド部分が非常に重要であることが、本を読む以上にわかるんですよ。ただ捨てる捨てないの判断だけで片付けてなくて、その物に対してひっついている感情をどう扱うかという点が一番大事なところ。

 

なにか理由があって手に入れたり購入したであろう物たち。ひとつひとつなんらかの感情が動いていて、それを大切にしてきたのか、手にしたとき楽しかったのか辛かったのか、そして、今必要なのか。また、なぜいらないものなのに取って置いているのか。片付けられなかったことや面倒と思う心理はなんなのか。そこをあきらかにして自分で実感していかないことには、闇雲に片付けをしてもリバウンドするというのもうなずける。

 

実際に、こんまりさんの著書をもう一度目にしてみると「片付けはマインドが9割」と書かれてあるし、あのドキュメントを観たあとではもうその通りだとしかいえないし、マインド部分の重要性が腹に落ちた。なぜなら、私たちの生活そのものすべて感情で動いていて、その扱いひとつひとつの結果が環境を作っていることほかならないから。

 

片付け以前の生活の中で毎日行われていることで、自分の興味のあることやときめくものには力を注ぎお金をかけ、それ以外はぞんざいにしたりする。それが大切に収納されるのか、ぞんざいに置かれて散らかるのか、はたまたゴミになるのかっていうだけなんだよね。

 

だから、こんまり流片付けは生き方そのものを見つめる作業であって、技術で部屋をきれいにしたいというだけではなにも変わらないし、リバウンドが待っているだけになる。技術ではなくて、その前に物にたいする自分の捉え方、感情の動きをつぶさに見て決めていく。その作業が必要ってことなんだなとつくづく思いましたよね。

 

マインド部分というところでいうと、片付けだけではなくて、自分の人生に関わるすべてのことにも言えることなんですよ。健康、運動、食事、ダイエットを含めた体のことなんてまさにそうで、片付け以上にいろんな手法、エクササイズがあるなかで、なぜ続かずリバウンドし、どんどん目移りしていくのか。その答えもマインドなんだよなとわかる。たぶん、片付けをするとそこも同時に見えてくるんでしょうね。

 

自分がどうしたいか、どう在りたいかが明確でないから、宣伝や周囲の評判に流されていく。その結果が部屋を占領し溢れかえっている健康器具だったり、飲み残しのサプリメントや化粧品だったり、食べ物だったり。その流されていったものがちが、心や物理的場所を占有するアクとなって人生を阻害する原因になる。

 

じゃあ、自力でマインドを変えよう!といって心だけアプローチしても無理な話で、心から変わりたいと思うような動機付けが必要だし、それには感動(心が動くこと)しないことには行動につながらないのよ。

 

片付けは自分を感動させていくための一歩であり、自分との対話でもある。自分の過去・現在・未来への不安を知らないことには新しい未来へ進むことができないのだから。

 

現状に満足していなくて、今ここから「変わりたい!」と思ったとする。まさに今の自分がそうなんだけど、じゃあ何から始めればいいのか。手っ取り早いのがやはり片付け。目に見えて実感できる行動だしね。憧れや夢を描くことも大事だけど、自分の今いる位置というか状況を知らないことには、どう変わりたいのかが見えてこない。たたみ方だの収納の方法は二の次! まずはマインドからってことだ。

 

自分にとって心や物理的な重しになっているものに気付き、取り除くことから始めることがまず大事だと感じました。こんまり流は毎日コツコツ片付ける、じゃなくて、5時間くらい時間の作れる日に一気にやるのがコツ(ある種、物の多さにショックを受けるための荒療治が必要)。さーて、いつやろうかなー。ちょうど季節も暖かくなってきたし、片付け祭にはいい時期だ。

 


こんまりさんの著書は、『人生がときめく片付けの魔法』『人生がときめく片付けの魔法2』2冊がメインで、あとはイラストや漫画、ノートといった二次的なものなんだけど、著書のうち『~2』のほうがマインド部分にかなり触れていて、私のように、1冊目しか読んだことのない方で、こんまり流片付けを実践しても挫折した人は、2を読んでみることをオススメします。1よりももうすこし突っ込んだ具体例や、ときめきと実用性の違いなども書かれています。

 

 

 

最後に。
どうしても片付けができないという人も中にはいますし、私もそんな時期を経験したひとりです。

例えば、

・体調が悪い(産前・産後の女性や更年期女性はやる気がでません)
・ADHD、ASDなどの脳の機能障害
・なんらかのマニアな人
・「ときめき」とかこんまりさんのキラキラ感や言葉に抵抗のある人

 

これらの要素があると、どんなに優れた片付け方法論に触れてもうまくいかないどころか、興味もわきません。私もそうでした。それこそ3年前は体調絶不調だったので、片付けたいとも思わなかったし、興味もなかったですから。

 

現在は、更年期+病気持ちですが、今回はたまたま健康状態が回復期にあったこともあって、スッとこんまり流が響いたんだろうなという気がしています。

 

マニアの人は散らかり具合はどうかしりませんが、既にときめくものに囲まれているわけで、片付けしなくても幸せならばいいのではと思うし、こんまり流言葉尻が気にくわない人は、そもそも合わないのだし、無理して行う必要もないと思います。片付けの「術」もいいけど、その前に自分のマインドがどうなのかということが大事だということを思い知った私なのでした。

 

そうそう、片付け界のもう一人のカリスマ、断捨離のやましたひでこさん、BS朝日で素人さんのお宅に伺って断捨離する番組がありましたよ!

 

www.bs-asahi.co.jp

 

こんまりさんより先にこんな企画をやっていたとは! なぜBSなのよって思ったけど、予算とかスポンサーの関係なのかなと思ったりしたよ。BSとはいえプライムタイムでの放送とはすごい。こちらもちょうど今晩放送があるので、視聴したら感想を書きたいと思います。

 

 

 

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