anko alive

おほほほ、ここはドラマ・映画の感想を語るための私の城♪ 

『民衆の敵』があまりにつまらない!と思った人は『民王』でストレス解消だ!

f:id:ankoalive:20171031170649j:plain

Sam Rodgers | Flickr

 

おうおうおうおう! 今日はディスりしか出てこないー! 

『民衆の敵』2話、あまりにもあまりにもひどいんだもの。

1話はまず試しにみてキャストのよさだけはわかった。2話でもう少しテンポ上がったら続けて観ようかなと思ったけど、相変わらずテンポが悪いし、主人公の篠原涼子の極端なバカっぽい演出がひどすぎてみるに堪えない。篠原涼子の無駄遣い! 中卒でも正義感を全面にだしていきたいのはわかる。でも、いちいち辞書で調べるシーンの割り込ませ方があざといし、これ、いつまで中卒演出を押し付けていくんだろうとうんざりする。

それに、いまどき「正義」だけで政治が変わるって誰も思っていない。だからこのドラマだけでも正義のヒロインが登場して、バッタバッタと悪徳政治家を倒す的なことをしたいという製作側の発想なのだよね? それなら、もうすこし、いや、もっと脚本どうにかしてほしい。ぜんぜん面白くない!! キャストに頼りすぎ。なにあの最後のモヤモヤぐだぐだ。篠原涼子がもったいなさすぎる!

 

それにせっかくの豪華キャストもまったく生かされていない。石田ゆり子もバリキャリシングルマザー役で篠原涼子をもっと的確にフォローして操っていくのかと思いきや、意外とそうでもない。イクメン田中圭も家事育児全般と知識サポートしているけどそれだけだし、篠原涼子は孤軍奮闘でそこに高橋一生をうろうろさせているだけ。ただ旬のキャストを並べているだけにしか見えないの。ストーリーのメリハリやバランスに欠け、まったく篠原涼子のよさが生かされない。このくらいのキャストだったら古沢良太さん脚本で緩急のあるコメディでやってほしいわ。

 

『リーガルハイ』みたいな、金次第で加害者被害者どちらにも乗り換える弁護士が、訴訟にどちらが善とか悪とか関係なく、落としどころはきっちりしていて最後スッキリする、あの感じ。そういう爽快感がほしい。『民衆の敵』2話の最後のほうもなんだかもたついてスッキリ感ゼロだったしさ。

 

 

 

やたらと高橋一生の奇妙な行動と言動をさせるのも、篠原涼子のキャラを殺している。高橋一生が政治家一家のなかで苦悩していてこっそり別の部屋を借りて女性を買う、これだけでしっかりストーリーになるんだから、篠原涼子いらなくない? 元から高橋一生主演でやったらよかったんじゃないの? 

案の定、ムダに女性との抱擁や裸シーンが出てきてたし、こりゃあ毎週裸みせる意気込みだけは感じたわよね。

 

もう3話以降は離脱しますわ・・・

 

 

 

政治ものコメディ『民王』ですっきりしよう

私と同じように「あまりにもひどい、つまらない!」と思ったあなた。そんなあなたに『民王』をおすすめしたい! 同じ政治ものコメディでも『民衆の敵』に比べてもだんぜん笑えます。

 

 『民王』簡単なあらすじ

原作は池井戸潤。いつもお堅い感じの小説が多いのに、こんな「入れ替わりモノ」書くんだーという意外性もさることながら、テーマは政治と若者の就職難で、さすがによく取材されているところは圧巻。社会における上下関係描写を書かせたらピカイチじゃないですかね。

 

「入れ替わりモノ」設定はちょっと強引っちゃ強引なんだけれどもそこは大目にみるとして・・・。総理大臣の武藤泰山(遠藤憲一)と息子で大学生の翔(菅田将暉)の人格がある日突然入れ替わってしまう。この二人はまったく対照的な性格で、総理でもある泰山はいかにもありがちな強面政治家、大学生の翔はおとなしくてネイルアートにも詳しい女子力の高い男子。しかも附属の学校でエスカレーター進学だったために勉強はあまりできず、就職も内定がもらえない状態なのです。

 

泰山が国会答弁中に突然、翔と入れ替わったとき、答弁に書いてある漢字がぜんぜん読めず、篠原涼子のキャラ以上に漢字が読めません。遠藤憲一が朗々と答弁していたのに、突然読めない漢字を飛ばしたりつまづきながら読むところは笑いを誘います。また、女子力高いはずの翔が突然男らしくなり、好きだった女の子にキュンとされてしまうなど、菅田将暉の豹変ぶりがお見事。

 

ただ笑えるだけではなくて、政治の裏側や就職難の実情、シングルマザーの雇用問題なども盛り込まれ、泰山の豪快な政治力、翔の繊細さが、入れ替わり先の体でうまく物事に作用するところも見どころです。

 

とにかく、遠藤憲一と菅田将暉の入れ替わりっぷりが面白くて、特に菅田将暉の若い姿なのに堂々としたおっさんの態度は、今放送中の大河ドラマ『おんな城主直虎』の万千代くらいに大胆な演技だし、性格が入れ替わったときの落差がすごい! ほんと、彼はカメレオン俳優だわ。

 

他にも、野党党首・倉本に草刈正雄、泰山の秘書・貝原に高橋一生、大物政治家に西田敏行など、当時深夜放送帯にもかかわらず豪華キャスト。草刈正雄なんて娘と入れ替わる設定なのでそれも最高におもしろいんですよ。

 

貝原を演じる高橋一生は設定が「女性慣れしていない童貞」で、おどおどするところが可愛い場面もあれば、秘書として仕える姿がカッコよくて、その落差がまたいい味でています。この役柄でスピンオフ作品ができたり、第86回ザテレビジョンドラマアカデミー賞では助演男優賞を受賞するなど、ブレイクのきっかけになったドラマでもあるので、高橋一生の裸は出てこないけれども、魅力は存分に楽しめます。

 

 

 

最後に・・・フジテレビさんよぅ、テレビドラマの脚本家、どうにかしてください。古沢さんをたまにはドラマに戻して~お願い~~。

 

スポンサーリンク