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【関ジャム】感想:布袋寅泰『BAD FEELING』リフは唯一無二だと思い知った日

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Timothy Smith | Flickr

 

やっぱりね、布袋さん本人以上の音はないと思い知らされたという話を書くよ。

 

毎回いろんなジャンルの音楽を掘り下げるマニアックな番組として、めっちゃ楽しみにしているテレビ朝日で放送の『関ジャム』。

 

今回のゲスト布袋寅泰(New Albumの宣伝だってわかってはいたけどさ)で、しかもMIYAVI、布袋さんのツアーギタリスト黒田晃年氏、3人並んでの出演。

 

なんといっても見どころは、BOΦWYの名曲であり、時代を経ても今なおリフのかっこよさでは超えるものがないんじゃないかと思うくらいの曲なのよ! 

 

『BAD FEELING』を実演しながらの解説なんて、も~~~~! BOΦWYファンだった私はたまらん! 

 

この曲のリフは本当に独特で、あのイントロのリフを聴くだけで体の芯からグワーッと熱いものがこみ上げてきて無条件で興奮するわけ。布袋さんのカッティングのセンスが他を寄せ付けないというか、どうやったらこんなセンスのフレーズが浮かぶんだろう?というくらい、未知の世界に連れて行ってくれる感覚がある。

 

他にもカッティングのカッコイイ曲ではBOΦWYの『JUSTY』『1994 LABEL OF COMPLEX』などいっぱいありますが、やっぱりカッティングの代名詞といえば『BAD FEELING』というくらい名曲なのよね~~。

 

コピーバンドの動画ですが『BAD FEELING』ご存じない方は雰囲気掴んでみてね。

 ↓ 

 

実際に、スタジオミュージシャンである黒田さんと布袋さんの『BAD FEELING』の弾きくらべは当然ながらぜんぜん違う。黒田さんも元々ファンであり、長年コピーしまくってきていたというので愛は感じられるんだけど、やっぱり譜面通りというか、きちんと弾いているだけでそれ以上ではない。うまいけどそれだけ、みたいな。

 

これってやっぱりセンスやグルーブ感、身体的能力がかなり影響を及ぼすんだなと改めて見てて思いましたよね。カッティングは特に個人の手癖とか出やすいところでもあるので、完コピは難しい曲だとは言われていますが、本当にその通りでした。

 

布袋寅泰によるBAD FEELINGの演り方 - YouTube

 

 

さらに、黒田さん→布袋さん→MIYAVIの順でリフを回していくところなんて、どれひとつとして同じじゃないし、やっぱり完コピしようとしてもできないことがわかります。いくら布袋さん本人が弾き方指南したところで、音を切る、ビブラートさせる、音を残すような細かいところは、ホント、「センス」しかない。布袋さんの強弱、緩急が絶妙すぎる。

 

黒田さんも言っていたけど、音を切り方がすごい。他の人はカッティングはしているんだけれども、無駄な音が出すぎていたり、または音が足りない印象がある中で、ご本家・布袋さんは無駄な音はそぎ落とし、出したい音をスパッと出すみたいな感じ。

 

Youtubeでもたくさんの人の『BAD FEELING』コピーがアップされているのをみるけれど、みんなギターのセッティングもばっちりだしそこそこうまいのよ。でも、布袋さんのように無駄な音消すとかタイム感までコピーできている人はほとんどいないと思う。そのくらいこの曲は布袋さんのあの体格とセンスありきなんじゃないかとすら感じる。

 

外国の有名ギタリストをみてもみんな体も手もデカいし、そのせいかネックのグリップ力も強く、フレーズの圧がぜんぜん違うのと一緒で、持って生まれた外国人並みの体格差っていうのはあるんじゃないかと思う。現に、関ジャニの安田くんが布袋さんのギターを持とうとしたら腕が届かないというシーンもあったりして(どんだけストラップ長いんだ)、腕を下に振り下ろす距離や手首の返しもだんぜん違う。だから、体格違うだけでもうマネすらできないよ。

 

ギタリストっていろんなタイプがいるけれど、同じ曲であっても捉え方や感覚が違うのもみていて面白かった。黒田さんはあくまでもプロのスタジオミュージシャンであり、技術に信用はあるけれども極端に突出しない。MIYAVIのように自分の世界観で突き抜けるか(スラップ奏法の『BAD FEELING』がまたいい! 別世界に行ったみたいだった)。

 

センスよりも正確に弾く職人としてどれだけ原曲の世界観を壊さずに近づけるか、その思想というかその人の今いる立ち位置によって表現がまるで違う。どっちがいい悪いじゃないし、どっちもありなんだよね。

 

それぞれの立場が明確になったところで、『キル・ビル』テーマ曲のセッションはもうもうもう鳥肌モノ!! すごく楽しそうにお互いの音が重なってさー。MIYAVIと布袋さんはソロを取るのはわかってたけど、黒田さんがちゃんとバックに徹してて、セッション後半に主旋律を三重に音を重なるところで、しっかり二人に食い込んで厚みを出すあたりはやはりプロだなーと思ったし、最後の締めで布袋さんと黒田さんがエフェクター踏んで音を切ったときのリアクションがかっこよくてかっこよくて、ギタリストって文句なしにカッコイイわ! 何度もこの曲リピートしたわ~。

 

他にも、布袋さんの体の柔らかさ、ギターアクション、エフェクターの使い方など、やっぱり布袋さんは恵まれた体格以上に、他にはないやり方を追求してきている唯一無二な存在だわーと唸ってしまう番組内容。布袋さん、すごすぎる。ギタリストはこの世にいっぱいいるけど、どれだけ自分のスタイルを追求していくか。その追求した先が布袋さんであり、MIYAVIであり、黒田さんという個性が生まれるんだなというのをみさせてもらった気がします。

 

布袋さんの最近発売のアルバムでもマンウィズとのコラボとか、ビート系の曲もいいんだけど、はじめて『BAD FEELING』を聴いたときの「なにこれえええ~~~!?」という衝撃を超えるような曲を布袋さんにもっともっと作ってほしいと切に願っています。

 

新譜についてちょっと毒を吐くけどね、元メンバー召喚してそれっぽい曲でおさまらないでほしかった。 BOΦWYリアルタイム世代に喜んでもらうためかもしれないけど、めちゃめちゃあざといニオイしかしない。まあね、商売だし売れないといけないのはわかるけど、なーんか時代に合っていない気がするし、かつてBOΦWYファンだった私ですら懐メロに聴こえる。歌詞が説教臭くてダサいし。もっとギター主体で攻めてほしいなというのが正直な気持ち。

 

 

 

最後に、めっちゃ面白い動画発見。
布袋さんモノマネ芸人・ペレ草田、俳優・山本耕史が『BAD FEELING』を披露。さらに『マリオネット』を氷室さんのマネしながら歌ったあと、布袋さんの歌まねで歌うとか。この二人、BOΦWYへの愛を感じるわ。

 ↓ 

ペレ草田 × 山本耕史 hoteiモノマネ - YouTube

 

※中居くんとか映っているので、削除されてたらごめんなさい。

 

もうさ、BOΦWYって過去のものだし、こうやって楽しく懐かしむものになっちゃったなぁとしみじみ思うの。今にガチで「うたコン」とか「思い出のメロディー」で氷川きよしあたりにカバーされそうだよ。

 

過去の栄光はそれはそれでおいといて、歌詞におっさんの説教込めるよりも、布袋さんにはギターのフレーズでもっと歌ってもっと攻め続けてほしいな。

 

おしまい。

 

 

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