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【監獄のお姫さま】2話感想:馬場カヨが言語化できなかった部分を想像してみた

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キョンキョンを下から映すショットやめてあげて~~!
もう悲しいほどにお顔のたるみが目立つの~。いかにもおばさんな様相すぎて役作りしすぎ!

このドラマは完全に笑うところとシリアスなところの緩急がとても気持ちがいい。昨日の『民衆の敵』もこのくらい振り切ったほうが楽しいのになー。さすが、TBSの企画力と結束力と改めて思いました。

 

以下、ネタバレご注意を!

 

 

 

簡単なあらすじ

前回、板橋社長を誘拐しアジトで拘束。、過去に馬場カヨが刑務所に収監され、新人寮から雑居房、作業、嫌がらせなどうける場面と、現在が交互に展開していきながら、なぜ馬場カヨが罪を犯したかも明らかになる。

 

 

意識高い系ムショ=刑務所

自立と再生の女性刑務所、意識高い系ムショ!って、パワポでテレビ用にプレゼンする所長が嬉々としてて笑える。「斬新」というワードに弱くて、斬新と言われればすぐ認めてしまうとかキャラ設定もいい。

所長も斬新だけど、「意識高い系ムショ!」、系ムショ=刑務所にかけているところもクドカンらしい斬新な言葉遊び。ドラマとはいえ、このくらい明るい刑務所があったら、過去は消えないけれど未来は前向きになれていいと思うわ。

 

 

3つのセンス

ハイセンス、ライセンス、インテリジェンス。ジェンスに対して「センスじゃねーよ」と馬場カヨのツッコミがすかさず入るし、押切もえデザインのジェイルウェア、本人登場VTRで「お出かけしたくなるようなデザイン♪」というコメントに「できねーよ」という受刑者のツッコミも早い! 

クドカンドラマは、間髪入れずにツッコむと面白さが倍増するので、ある意味お笑い芸人並みのツッコミの早さがキモ。そのへんはキョンキョンと満島ひかりは下手な芸人よりうまいと思うわ!


馬場カヨが初めて刑務所内に入ったときに、「泉ピン子のドラマと違う」と思ったわけだけど、それを口に出さずとも他の人から言われるあたり、入ってきた人みんな思うってことなのね。

泉ピン子のドラマってこれね。結構なシリーズなのよ。

 

女子刑務所東三号棟2 

※1~8シリーズ有。Amazonビデオで観れます!

 

 

今回も主婦ならではの小ネタが

アジトで拘束している場面では、主婦ならではの小ネタもちょいちょい挟むんです。拘束している社長の服がはだけて胸板がチラチラみえることで、セクシーすぎて目のやり場に困る馬場カヨ。
「わかってんでしょイケメンは!どういう角度でどういう仕草でどういう声だせば、女がズキュンとなるか!大正解よ!」と叫ぶ姉御。
そうなのよ、わかっているイケメンは悔しいけど大正解なのよ~~それに騙されたいのよ。

拘束した椅子の下に爆弾を仕掛けたことを「危険物取扱者の資格は取ったけど、あとはYahoo知恵袋で検索した」といい、「最終的に主婦感覚なところが怖い」と言われてしまう財テクさん。その財テクさんの著書「貯めブス」「借りブス」「迷いブス」の三部作出ているそうだ。読んでみたい!

受刑者仲間だけあって、そのときの習性は消えないらしく、刑務所で食事をする前に必ず流れていた「ごはんの歌」を、いまだに歌う面々。受刑中はさぞ嫌だったでしょうに、出てしまえばこうして笑いの種になってしまうのか・・・。

 

 

馬場カヨが犯罪を犯したワケ

馬場カヨが収監する前に荷物をチェックする場面で、自分と子供の映った写真は持っていてはダメだと言われるも、片づけるときにヒラリと手元に落ちてきたため隠し持つことができた。それを支えに刑務所生活を過ごしていくのですが、あるとき写真がなくなっていることに気づき、雑居房の誰かが隠したと騒ぎを起こすとそこへ刑務官の若井(現・先生)が現れ、騒ぎを治めます。そのとき馬場カヨは、どうして自分が映った写真持っていてはいけないのかと問うたときの答え。

「二度とそこには戻れないからです。この現実を受け入れることが反省。今ここにいる雑魚な自分と向き合うのが反省。ここに戻りたいと思うのは後悔です」

この言葉で目が覚めたかように写真を破り、子供の部分だけ残し持つことは許される。

前回もそうでしたが、先生のセリフって刑務官ならではだけれどもとても的を得ている。犯罪を犯したことを後悔ばかりしていても悔い改め先に進めないから。

 

ここから収監されていた時期と現在とがリンクしていき、現在の場面では板橋社長を夫に見立てて馬場カヨの自分語りが始まります。

夫を刺した理由。「夫の浮気」、それしか言語化できることがなくて、本当はもっといろいろある。刺したことは反省しておらず、殺さなかったことを後悔していると吐き出す馬場カヨ。

そのくらい夫に対して溜まっていたことがセリフからうかがい知れます。

 

馬場カヨと夫は同じ銀行内での職場結婚。馬場カヨは営業担当で成績もよかった。出産後、職場復帰。再び仕事も成績がよく順調、家事も完璧にこなしていたところに夫が浮気をする。浮気に動揺し携帯を見たり詮索したり人並みに慌てたという。

その話を聞いていた板橋社長は男の立場として馬場カヨに言った言葉、「社会人としても家庭人としても勝ち目がないと悟ったから妻を裏切って傷つけるしかなく、それで優位に立ちたかったんでしょう」と。そのあとも言いたいことをいう板橋社長が「要点を話せ」というと同じセリフを言う夫とオーバーラップする。

「要点しかしゃべっちゃいけないの?!要点以外はどうすればいいの?誰に話せばいいの? 前は聞いてくれたじゃん。そっちは誰かにしゃべってるかもしれないけど、こっちは誰にも話せないの、だから全部要点なの!」

「ちっ、まいったな、これだから女は」

 

舌打ちする夫に対して馬場カヨの中で何かがキレてしまった。そして手に持っていた包丁で刺してしまったのだ。ここまでの緊張感、キョンキョン大迫力だったわ~。

 

 

馬場カヨが言語化できなかった部分

この場面はめちゃくちゃ身につまされて泣けたわ。キョンキョンの演技があまりに迫真に迫っていて、私の中にくすぶっている主婦不満が揺り動かされてしまった。世の主婦たちが少なからず思っていることとリンクするセリフだった。

男性はたいがい論理的なので、すぐに「要点を話せ」というのはよくあるし、私も夫によく言われます。女性は論理よりも感情なので、要点+αが必要なのよ。家の中で要点だけの会話ってものすごーーーーいつまらないものなのにね。+αがあるから楽しくなると思うけど、家に気持ちがない男性とか、話を早く切り上げたい、めんどくさいと思っていると、すぐ「要点だけ話せ」になるのよねー。

 

きっと馬場カヨが言語化できずにいいたかったことは、こんなことなんじゃないかと想像してみた。

・・・同じ職場で同じように働いてて、育児、誰がやったと思っているんだよ。仕事も家事もがんぱっていたのにあんたはなによ。仕事だけしかしてないじゃん。家のこと私に押し付けてなんにもしないじゃん。仕事も家庭も勝ち目がない? おまえ家のことやろうとしたのかよ。あたしも仕事しているのに代わろうともしないじゃないか。やりもしないでなにいってんだよ。仕事も私よりできないくせに、うちのこともしないくせに浮気だと?ふざけんじゃないよ。ちゃんと夫婦でいろんなことを話したり向き合いたかったんだよ。それなのになにが要点だよ。要点言ったらおまえ話聞いたのかよ。きかねーだろーが!・・・

私情も挟まっちゃったかしら? こんなもんじゃないかもしれないけど、馬場カヨの心のうちはこのくらい渦巻いていると思われます。

 

 

ドラマ内ドラマ「恋神」が面白い

雑居房内のテレビで放送していたドラマまで、ちゃんと作りこんであるんですよ!!
ドラマの名前は「この恋は幻なんかじゃないはず、だって私は生きているから、神様ありがとう」出演は、渡辺江里子(阿佐ヶ谷姉妹)、黒羽麻璃央。タイトル長い!そしてそれを略するところが今どきだし! ざっくりあらすじをいうと、医者から余命いくばくもないことを聞かされた女性が放心状態でいるとき、たまたま近くでお弁当を食べていたイケメンくんがその話を聞いてしまい、うっかりお弁当をひっくり返してしまう。それをきっかけに出会う二人の物語。
公式サイトやTverで10月31日まで特別公開中です。これ絶対みてほしい~!セリフがバカで最高なのよ~~。「あたしのウインナーになってくれる?ならないくせに!キレイごとばっかり!」 なんだよこのセリフ~!続きが観たい! たった6分なのに大笑いしたわ~

 

 「恋神」はここで観てね→ https://tver.jp/

 

 

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