anko alive

おほほほ、ここはドラマ・映画の感想を語るための私の城♪ 

ゲーム・オブ・スローンズを観て良かったことや気付いたこと

f:id:ankoalive:20190221152724j:plain

Simon Turkas | Flickr

 

シーズン7(以下、S7)まで見終わりました~~~! 

もうもうもう超おもしろかったああああ~~~! 

なぜかS1とS7は既に2週したのですが、やっぱりもう一回全部通して観ようと、現在全シリーズ2週目に突入。だいぶ相関図いらずで観られるようになったけど、地名の位置関係がまだちょっと覚えられないので、地図必須には変わりありません。

 

あああ~~ 4月15日の世界一斉放送が楽しみすぎる!! 待ち遠しいったらないわ!

 

ひとまずS7まで見終わったので、この『ゲーム・オブ・スローンズ』を観て、なるべくネタバレせずに良かったことや気付いたこと、はたまた悪影響だったことなどまとめてみました。ぜひぜひぜひ、まだ観ていない方の参考にしていただきたあああい!!

 

 

 

<良かったこと、気付いたこと>

とにかくワクワクドキドキが止まらない

こんなにどっぷり集中してワクワクドキドキしたドラマはいつ以来だろう? 海外ドラマ『24』以来か? そして、50過ぎてもこんなに楽しくなれることの喜びたるや!! 

いつもなら、ドラマを観るときは家事しながら流し観たり、スマホいじって集中しないことも多いんだけど、GOTだけはそれができない。もう視線も耳も画面に釘付け。もうね、ドラマ観ながら本気で「えーーー!」とか思わず声が出てしまうほどの演出やエンディングに毎回やられるので楽しすぎてしかたありません。

 

夫婦の会話が増えた

ここ数年、夫婦のあいだでギクシャクしていて、かろうじて家庭生活は維持していたけれど、テレビを一緒に観るのは夕食時の7時のニュースくらいで、夫婦仲がよいとは言えませんでした。

 

それが、私がGOTを見始めるようになってから、先にGOTにハマっていた夫が嬉々としていろんな説明をしてくれるようになり、ついには一緒にドラマを観ては感想を述べ合うまでに会話が回復。昔は映画を一緒に観てはいろんな話をして楽しんでいたのに、近年はそれもなく寂しいなと思っていましたが、今ではGOTを観るときは一緒のタイミングで観たり(それぞれのタイミングで観ていても合流して観たり)、観ながらお互いに笑ったり驚いたり、見終わったあとに家庭内アフターザスローンズができることがとってもうれしい! ありがとうGOT!

 

このことから、私のように中高年で夫婦仲が・・・とお悩みの方は、GOTがいいカンフル剤になるかもしれません。ただし、どちらかがエログロ苦手な場合は、シーズン1の1話めでやられてしまうのでそれを乗り切るプロセスが必要になりますが、乗り越えてしまえばもう「面白い」しかないし、ぜんぜん慣れます。

 

もちろん夫婦でなくても一人でも楽しめますし、楽しむことで自分が満たされてくるので、生活にハリが出てきて、世界も広がります。私も個人的には、楽しさ満ちあふれ感の復活、Googleロケ地めぐり、GOT世界観へのさらなる興味、外国や英語への興味、歴史への興味など、好奇心の範囲が広がり、豊かさを感じています。なんにせよ、いいことしかないです。

 

 

テレビが大きくてよかった

2011年に思い切って購入した大型テレビ。普段から映画をみるときは重宝しているけれど、GOTはテレビドラマといえど映画以上の映像のすごさがあるので、このときほどテレビ大きくてよかったと思いました。オンデマンドだと、スマホやiPad視聴もできますが、GOTはできるだけ大きい画面のほうが世界観や細かな演出を堪能できます。

 

人によってはスマホしかない場合もあるでしょう。そのときは周りを暗くして没頭できる環境を作ればかなりいい感じには観られるかと思います。

 

 

エログロ、残虐シーンへの耐性がついた(と思う)

これはねー、本当に自分でも驚き。昔からグロいものが嫌いで、そういう描写のある戦争ものやホラーとかも苦手。あえて避けて通ってきました。昔の映画で、スタンリー・キューブリック監督作品の『フルメタル・ジャケット』という戦争映画があるんですけど、人の持つ残虐性描写に気持ち悪くなるほどだったし(といいつつ最後までみた)、映画『エレファントマン』も造形がやはり異端なので、指のすき間からのぞき見る感じで最後まで観た(今思えばたいしたことないけど)。

 

もっと嫌だったのは『食人族』という映画があって、映画館で観た予告編とポスター(人間を串刺しにした影絵がポスターだった)でそれだけでもうダメ。その他、スプラッターものなんてとても観られませんし、今も正直苦手です。

 

はっきりいってGOTは最初からずっと残虐です。気付いたら誰か死んでるし。そういうシーンになるたび「うっ!」と声が漏れました。ただ、ストーリーや世界観がしっかりしているおかげか、これだけ数みせられると慣れます。おかげでシリーズ後半ではぜんぜん平気になり、しまいには剣を刺して血が飛び散らないと視覚的に「足りない」と思うまでに。慣れって怖いわ。まるで映画『フルメタル・ジャケット』の訓練さながらね。

 

 

生活リズムのメリハリがつけられるようになった

シリーズ1~7まで1回観ただけでは忘れていることもあったりして、特にシーズン1はセリフひとつひとつがキモ中のキモになるので、2週め観ることでいろんなことが合点できるし、逆カタルシスも起こります。ああ、このときこんなこと言ってたから、後半こうなるわけね!みたいな。意外と逃しているセリフやシーンがボロボロ出てきたりするんですよね。

 

4月15日のシーズン8放送を前に、しっかりおさらいしておきたいし、観ているこの時間が至福の時間! ということで、生活の中でGOTタイムを捻出するため、逆算して生活スケジュールを組むようになりました。

 

本放送まであと2ヶ月切ったから、1日2話ずつ観る→2時間捻出のためのスケジュール組み立てないと!って感じです。あと、テレビばかりで運動不足になるので、2週目は自宅にあるミニエアロバイクを漕ぎながら観ます。私の新たな運動習慣まで生まれて万々歳です。

 

 

物事への多角的な見方や洞察力の訓練になっている

GOTって、描写は残虐だし差別や偏見、女性蔑視もてんこ盛り。最初はあまりのひどさにガチで腹が立ってしょうがなかったんです。まあでも、そういう世界観のドラマなのだと思い直すことで視点を変えました。

 

たくさんのキャラが出てくる群像劇という描き方のおかげもあって、その行動、その事件を起こす理由が物語の伏線でもあるし、演出も巧みにされているので、各所で大なり小なり物語や自分に対する気付き、カタルシスが起こることもこのドラマの魅力です。

 

変な話かもしれないけど、目を背けたくなるような事象を目の当たりにすることで、自分の中にある拒否反応、怒り、憤りなどの複雑な感情が刺激されるし、また、自分の中にも激しい憎悪があることに気付かされたときは衝撃でした。許す許さないは別としても、こんなことされたら誰だって相手を憎みたくなるよなって。

 

すべてを善悪でみるのではなく、その出来事が起こる理由はそういうことなのかという、負の感情から一方向に見るのではなくて、そうせざるを得なかったんだという視点を、対比するキャラを通して感じることができるわけですよ。それが絡み合って絡み合って愛も戦争も憎しみも起こるのだと。そうすると、今、私たちが生きているこの世界もそうなんだなという理解へも繋がっていく。GOTを通して現実世界を考えたり気付いたりできることは、私にとって世界が広がり、有益すぎるくらいです。

 

 

「生きててよかった」と思ったし「生きよう」という元気がでてきた

こんなすんごいドラマが観られて本当に良かったとしかいいようがないです。今までも人生好き勝手やってきたつもりだけど、だんだん加齢と社会のしがらみの中で無意識に自分を抑圧し、気付いたら心から楽しむ感覚が削がれていて、病気や経済的なこと、夫婦関係での悩みに覆われ、覇気のない自分に嫌気がさしていました。もう生きていても楽しくないとまで思っていたところに出会ったのがGOT。

 

こんなにも心から楽しくて夢中になるなんて久しぶりだったし、連続ドラマだからこその期待感とワクワク感。声に出して「うう~~~!次どうなるのおお~~!楽しみ~~」と身悶えてしまうほどです。これは2時間程度の映画では味わえません。

 

もしかしたら、シーズン8を見終えてしばらくしたら冷めるかもしれないけど、でも! 51歳の覇気のない大人をこれほどまでに心から歓喜させてくれたドラマは他にない! さまざまなキャラからも勇気もらえたし!(特にティリオンとデナーリスね) 私、もう一回自分を生きなおそうと思いました。

 

 

善悪なんてない。視点の違いだけである。勧善懲悪はもう古い。

まず、GOTはキャラが多いばかりではなく、主人公がいない群像劇。しかも勧善懲悪でもなく、「鉄の玉座に誰が座るのか」という点が主軸といったら主軸なんだけど、それだけではなさそうな予感もしてワクワクしています。

 

GOT観ながら気付いたのは、いかに自分は日本のドラマに毒されてきたかということ。幼少期のアニメから始まって、ヒーロー、ヒロインが悪を倒す完全なる勧善懲悪ありき。テレビドラマにいたっては必ず主人公がいて、その人は概ね「善」の立場みたいになってる。

 

これは歴史もの扱う大河ドラマもそうで、誰を主人公にするかによって対する相手は悪役っぽい描き方にするし、時代劇は必ずといっていいほど悪人を成敗する設定。刑事ものにしたって、せいぜい黒幕に警察官いたっていうのはあっても、主人公から見て悪なら悪でしかないから悪は成敗する。そういう見方をずっと日本のドラマで刷り込まれてきたんだなとしみじみ感じましたよね。

 

GOTは主人公を設定していないし、どの家も家ごとの正義があって、その正義を振りかざしているだけなのよ。それによって人はいっぱい殺されるけど、そこに恨みつらみが生まれて、そのキャラクターのストーリーが生まれ、ただそれだけのことってかんじなの。

 

ありとあらゆる関係性も特徴で、家と家、家族、親子、兄妹、姉妹、愛人、落とし子(非摘出子)、上下関係、差別、男尊女卑などなど、いろんな立場を追体験できるし、共感できる。とにかく、きれいごとでは済まさないところが、ドラマなのに妙なリアリティがあるんですよ。ご都合主義が少ない点も好感もてます。

 

人を殺すことが悪というならば、全員、悪です。だけど、そういうことじゃない。悪と呼ばれる行動がどのようにして生まれるかを観るドラマといってもいい。悪を裁いてああよかったと喜ぶドラマではないとだけは言っておきます。

 

 

 

人間は欲望の前では愚かであり、状況に応じて約束は破られるもの

GOTは残虐同様に裏切りも当たり前に起こります。やたら忠誠を誓うくせに、簡単に裏切るし約束を破る。破りまくり。もうね、人間って欲望が上回ってしまうと抑制が効かない生き物なんだなと思わざるを得ないし、自分がそうだからよけい実感がある。唯一、某1~2人だけ忠義に熱い人物が出てきますが、この人らが忠義をかなぐり捨ててキレるシーンがいい。究極の選択を強いられる場面では、忠義ほどやっかいなものはないのだということを思い知らされます。

 

 

<あまり良くなかったこと>

「悪い」ってことはないんだけど、良くない面も一時的にあったこともたしかです。

 ・あまりにも面白くてどんどん続きを観たいがために、睡眠時間が減って寝不足になった。これは後日スケジュール組むことで解決済み。
・ちょっと家事がおろそかになってる。
・グッズがほしくてたまらなくて、毎日Amazonを眺めている。
・きっかけとチャンスさえあれば、人にGOTをお勧めしまくる。しかも熱弁を振るい話し出して止まらない。

 

 こんなところでしょうか? まだまだいろんな視点で語りたいことはいっぱいありますが、気付いたらもう5,000字近い!! 今日のこのへんでおしまい。これから、S1・EP3から観るぞー

 

 

スポンサーリンク