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【ブラックリベンジ】9話感想:福島元編集長まさか本当に転落するなんて

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Daniel Foster | Flickr

 

ああ~~~ついに佐藤二朗さん退場~~! 二朗さんはしぶとく生きていると思ったのに・・・。
 

 

以下、ネタバレ注意!!

 

 

やっと事の顛末がみえてきた

イマミーによって福島編集長は地獄に落とされ「週間星流」はついに廃刊。イマミーの復讐も終わったかに見えたところに、福島編集長から呼び出されたイマミーはねつ造記事にまつわる事実を知ることとなる。

 

私も糸賀と福島編集長の繋がりだけはどうしてもわからなかったので、今回それが判明してスッキリ! そうか、最初は糸賀が匿名でタレコミをしたところから関係が始まっていたのね。

 

そこはカウンセラー、人の心理を突いたうまいやり方をしたもので、週刊誌の中でも廃刊寸前の週刊誌相手だったら、それっぽい情報をバラまいたら乗っかってくることもすでにわかっていたから利用したってことね。

 

とはいえ、数いる編集部員の中でなぜ福島チョイスだったのか、もう少し描いてほしかったかな。当時は編集長ではなくデスクという中間管理職というところだとすると野心もあっただろうし、そういう気持ちが記事に反映されていたとすると、それを糸賀が読み取った上で福島チョイスになったとも考えられる。

 

当時背水の陣だった雑誌と福島は、タレコミの内容に裏を取った(というか塚本と夕子の足元を見て欲望をくすぐっただけな気がするけど)として記事にする。廃刊寸前から20万部の売れ行きは福島にとって願ってもいない快感だったところへ、あれはウソだという連絡が! 結果的に福島もまた糸賀にコントロールされることになったのよー。ひいいい~~悪魔だ~~。

 

この時点では福島もそこまで悪人じゃなかったのに、言われるがままにねつ造に手を染めた。寺田が自殺したことを「名誉の死」扱いにしほくそ笑むかつての4人。人の欲望が合致したとき、ここまで恐ろしいことを平気でやれるのね。

 

結局、イマミーを編集部にひき入れたのも、ねつ造仲間をイマミーが次々にスクープしていったことに対してなにも言わなかったのも、おそらく糸賀の指図なんじゃないかと・・・

 

そして、「お前が俺を殺したんだ」といって、屋上から飛び降りてしまった福島。二朗さんついに退場・・・寂しい。

 

今ごろになってやっと気がついたのだけど、まずこのドラマ、1話の寺田から始まってやたら人が飛び降りるシーンが盛り込まれている。それが人の手によるものだったり、福島のように自らだったりするけれど、先々週あたりから中学の時に飛び降りて死んだであろう女の子のシーンが差し込まれていたことと関係している伏線だったのか!とやっと気づいた。昔、学校で女の子が飛び降りて死んだことが元になっているってことのメタファーってことなのね。

 

寺田が飛び降りた動画にはつづきがあって、その先の動画には糸賀が映っていた。ということは、糸賀がマインドコントロールして自分で死ぬように仕向けたんじゃないの? 寺田だけじゃない、みんなのことをコントロールしていたとしか思えないわ。

 

 

 

天満が悪魔に変わるとき

雨の中でイマミーと天満が距離をおいて、お互いを見ずに横並びで会話をするシーンがなんだか映画のワンシーンみたいで素敵だったわ。

 

ねつ造に手を貸してしまっていた罪悪感からか、イマミーの復讐に協力的になっていたところまでは普通のいい人だった。

 

ところが、福島が真実を暴かれたと同時に天満も悪魔に変わった瞬間でもあったんだね。かつて福島がねつ造記事と知らずに注目を浴びて快感に浸っていた時のように、天満もまた福島を追い詰めマスコミの餌食になったことに、復讐という名の快感を覚えたはず。

 

助けてくれよとすがる福島を冷酷な目で突き放し、かつて福島が教えたように天満は福島を追い詰める。このシーン、平山浩行さんすっかり悪魔になっていたわ。

 

 

 

妹・綾子は最後までゲス

「お姉ちゃんを助けてほしい」なんて、なにを今さらいい子ぶっているんだって話よ。人はさんざん悪事を働いたあとでも、罪悪感から逃れたくていい人になろうとする。これって本当にゲスなことだけれど、誰もがこういう側面を持っていることをドラマを通じて見させられた気がします。

 

そういう意味では、出演者誰一人例外なく自分の私利私欲のために正義ぶったり、いい人ぶったりしながらゲスな本性を満たそうとする。

 

イマミーだって、夫の死に対する復讐でダークヒロインになっているけど、復讐だって立派な「欲望」。イマミーは正義や制裁にかられた復讐という欲をみたすべく行動していたわけだしね。

 

 

イマミーは加害者だったのか

「お前が俺を殺したんだ」といって落ちていった福島の言葉は、伏線となる言葉? イマミーの夫・寺田はスキャンダルねつ造記事で自ら命を絶ったのと同じように、イマミーもまた復讐という目的を果たした後に陥れる側にまわっている自分に気づいたってことを示唆するかのような、イマミー血だらけ錯乱演出。

 

果たしてイマミーは加害者だったのか? 次回、イマミーが過去になにをしていたか、これが一番の気になるところ。イマミーは記憶があいまいな感じだったし、糸賀ってもしかして百合だったの?というところも気になる。もしそうだとしても、こんなに積年の恨みになるくらい過去になにがあったんだろう?

 

糸賀のマインドコントロールもスゴ過ぎるわ。もし、イマミーが過去に加害者だったとして、イマミーの夫を妹に寝取らせるだけならともかく、イマミーに復讐をさせるマインドコントロールをする。それは過去にイマミーが行ったらしいこと(人を死に追いやったこと)をわざとなぞらせているか? 


それにしても、恨みを晴らすためにこんなにも壮大な展開を考え付く糸賀、スゴ過ぎるわ。人を意のままに操るさまはさぞかし面白かったでしょうね。綾子の死体に花をまとわせているあたりが横溝正史チックで美しかったし、そこに主題歌の冒頭、バッハ「ロ短調ミサ」から「主よ憐れみたまえ」のイントロがかぶせるように流れてくる。あそこの演出が流れるようで美しかったな~。

 

このドラマ全体を通して、カメラアングルや演出が素晴らしいなと毎回思って観ていましたが、もう来週で終わりなんて寂しすぎる・・・。

 

来週予告動画では、誰かが糸賀の落下シーンを撮影していたことになっている動画だったけど、いったい誰!? その謎も気になる~~!

 

 

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