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【ブラックリベンジ】第1話感想 主人公のエグイやり方にゾクゾクした

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🄫ytv

最初っから先入観てんこ盛りでみた1話

このドラマ、なーんかタイトルからして一昔前っていうの?B級感丸出し、いまどき「リベンジ」はないだろう、ダッサ!と思ったし(「ラストコップ」と同じ脚本家だから?)、予告動画からしてあの松居一代を彷彿とさせる投稿動画風演出で煽りまくって、まんまと興味はひいたし話題だけはふりまいたと思う。まあ、1回目は観てみるかなと思わせたわよね。


がしかし、

期待値が低かっただけにめっちゃ面白かった! 

「ラストコップ」の時みたいにコメディ色でドタバタするのかなと思ったら演出がクール! でも二朗さんがしゃべりだすと面白く聞こえるのはどうしてだ!? これもメリハリなのかな。ああみえて二朗さんブラックな面がでると強力なので今後なにをいうか期待しちゃう。最初の編集部のシーンで、「牛丼」ワードを二朗さんが話出したとき、自身がCMをやっている吉野家がらみ?吉牛でる?と思ったもん。

このところ、二朗さんドラマ出ずっぱりでファンとしてはうれしい限り。

 

簡単なあらすじ

主人公・今宮沙織は5年前に将来有望な政治家だった夫をスキャンダル記事によって自殺し、新しく生まれるはずだった子供も失ってしまう。そのスキャンダルは捏造だったことが、差出人不明で突然送られてきたUSBの映像により知ることとなる。最初のターゲットは夫のかつての盟友で次期大臣を目される政治家・塚本修二郎(神尾佑)。彼の愛人ネタを突き止めていく今宮。そのやり方がエグイ!

 

 

 

正攻法ではない取材方法

プロ愛人にたいしてカマかけるところもすごかったわよ。正攻法で詰め寄ったら人はまともに話してくれるはずもないし、きちんと裏を取らなければ法的措置を取られることもある。わざと自分から話をさせるようある仕掛けをするのだけど、そのやり方がすごいのよ。インタビュー録音も邪魔されることは想定済みで、まさかの展開になるの~~! 修羅場よ修羅場。ネタバレになるので書きませんが、これはぜひみてほしいところ。

ほしいネタをまんまと手に入れた今宮は、そのネタをすぐにだすのかと思いきや、しかるべきタイミングのときに出すというのです。

たしかに、絶妙なタイミングで出せば世の中や本人への影響力は計り知れないことを知っているからこそうまく使う。お~~コワ。

 

きっと、実際の週刊誌ネタも、常にいくつかネタを持っていてここぞというときに出したりしているのでしょうね。

選挙前のときはそれが顕著でしょう。お互いにスキャンダル嗅ぎまわって足を引っ張り合う。人のスキャンダルなんて本当はどうでもいいけれど、政治家ともなると清廉潔白さがすべてといってもいいくらいだから、自分を有利に進めていくにはスキャンダルひとつで簡単に相手を貶めることができる格好の武器になる。記事ひとつで人をコントロールできるともなれば、政治家にとってマスコミや週刊誌はむしろ必要な存在だってことなのね。ちょうど今まさに選挙に突入するタイミング。変な情報に踊らされないように気をつけましょうねみなさん。

 

 

 

木村多江がイイ

木村多江さんは今年の春クールでやっていたNHKドラマ「4号警備」での警備会社とアパレル会社の社長役ではちょっと気が強い役柄をされていて、正直、んー少し中途半端だなーと思っていたんですよ。それがどうよ、今回はキャラが極端なので振り切れててすごくいい! もうずっとクセのある役やってほしいわー。


劇中で、同じ編集部の天満龍二(平山浩行)によって今宮沙織という名前は偽名で履歴書も偽造していたことに気づかれるんだけど、ギャランティの支払いはどうなっているのよ?と思ってしまったわ。まさか現金払いじゃあるまいし、このご時世金融機関の本人確認厳しいのよ~。この辺の謎もこれから解明されるのかされないのか。以前、今宮の夫の記事を書いた天満に暴かれていくのかなと思われます。


普段「星流」編集部ではクールで笑わない今宮。カウンセリングに通っては恨みを晴らすために動いていることが本当にいいのか迷い、自宅で泣き崩れるもろさ。引き裂かれそうな精神状態のまま、このあと夫を死に追いやったスキャンダルに関わった人を追い詰めていくのだけど、その緊張感をどんなふうに演じていくのかすごく楽しみ。もっとドロドロするみたいよ~最後まで観るの決定~♪

 

 

ダークヒロインといえば

同じ秋のクールで放送が始まった「奥様は、取り扱い注意」の綾瀬はるか。こちらは某国の元諜報部員が名前を替えて普通のセレブ主婦になるけど、ご近所の主婦と一緒に人助けをするというもの。ストーリー冒頭でいきなり元諜報部員だというキャラをぶっこみ、その後、普通の人になって婚活パーティーでうまい具合に西島秀俊と出会うってありえねー。たぶん西島秀俊もタダものじゃない設定なんだろうけどさ。とにかく設定が極端。料理が苦手でおいしく作れないために夫が晩御飯を食べなくなり、さらにはセ ックスレスなセレブ妻。それを女性が強いられた「枠」といい、そこからはみ出す多様性のひとつとして「強い女性=アクション」で表現しちゃった。

うえー、なんか強引。だからって、頼まれもしないのに困っている人を見つけては問題解決に動いて、結局は暴力で成敗するのかーというがっかり感が上回ってしまった。

なんなの? 主婦の立場をどうにかしたいの? それともアクションしまくりたいの?ほんで毎回キャベツの千切りが切れないままなの? 女性活躍を表現したいの? もはや、悪を成敗とか問題解決モノは飽き飽きしているし、私には意味不明ドラマでした。


その点「ブラックリベンジ」は最初から目的が「恨み」と明確だし、ターゲットをはめるサマがスカッとする。確かに「恨み」も形を変えた「成敗」なんだけど、女性活躍だとかジェンダー差別とか持ち込まず、そういうの飛び越えて人間のゲスさ加減をあからさまに表現しているのが好きです。

 

勝手に妄想、2017秋クールダークヒロイン対決、
「綾瀬はるかvs木村多江」は木村多江の勝ち!

 

まだ観ていない人は「TVer」でぜひ!

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